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サーバーラック周辺における配線の重要性

豆知識 2008.04.27

サーバーラックは耐震・放熱など、サーバー周りのインフラソリューションを助けてくれるものです。しかし、後々の保守点検まで含めて考えた時に、重要になるのがサーバーラックの裏側にある配線ではないでしょうか。

ITインフラソリューションを考える上で、電源ケーブルやLANケーブルなど、ケーブルの配線は重要なものです。特にデータセンターなど大容量のコンピューターが集積している場所では、後方部にケーブルが密集し、グリーンカーテンのようになっている光景も良く見られます。作業・セキュリティ効率や保守点検・修理のしやすさ、熱対策を考えると、ある程度は整理されているのが望ましい形です。

美しい配線は良い配線?

サーバーなど多くのケーブルを必要とするIT機器の裏側を覗いてみると、デザイン性に優れたケーブリングを見ることもあります。ここで気をつけたいのが、良い配線は見た目に優れたものであると共に機能性にも優れているという点です。

 

例えば、保守・点検の際に特定のケーブルを抜き差しすることも考えられますが、その際ケーブルが何十本単位で束ねられていては、作業効率の面で優れているとは言えません。

将来を想像するのが大事

オフィスのITソリューションには、マルチベンダー対応のサーバーラックなど様々な設備が役に立ちます。サーバーラックをお選びいただくポイントには、開口率の高さなど様々なものがありますが、ケーブリングという視点で見てみると、将来起こり得ることを想定したケーブリングを可能にするサーバーラック選びが重要です。

 

機器の数を増減させる場合や点検の際など、将来サーバーラックを開けるメンテナンス担当者の作業効率を考えた配線方法も、ITソリューションの1つと言えるのではないでしょうか。

当社は特注品のサーバーラックをご注文いただける他、コスト削減を可能にするITソリューションに関するご相談を承っています。安全性やセキュリティ効率に加え、将来の保守・メンテナンスまで見据えたケーブリングに関してもお気軽にお問い合わせください。